categoryその他

光と影

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 岩田道夫の作品を見るとき、いつも光と影をおもう。
昼間の燦々と降り注ぐ太陽、夕闇に浮かぶ月。
月夜に浮かぶ冬の嵐山(チノミシリ)。
群青色の空に浮かぶパルプのけむり。

どれもが光と闇、実像と虚像。
実は自分自身も、実像と虚像の間を行き来していたの
かもしれない。
科学にも造詣の深かった彼はそのことを分かっていたはずだ。
そんなことを表す一枚の写真。
岩田本人の撮影。
道夫と影

〔Tag〕岩田道夫チノミシリパルプ

〔テーマ:アートジャンル:学問・文化・芸術

categoryプネウマ最新情報

岩田道夫ギャラリー『ミクロコスモス』オープン

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 2014年末から準備してきた故岩田道夫のギャラリー『ミクロコスモス』
が4月15日プレオープンした。4月16日から本格オープンとなる。
今日はプレオープンということもあり、神主さんに来てもらい諸々の
お祓いをする。
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ここは岩田道夫が住居兼アトリエとしていた所を改装したところだ。
場所は常盤公園に面し、静かな閑静な文化ゾーンにある。
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今日は本当に親しかった友人、知人が駆けつけプレオープンを
祝った。右側手前二人目がギャラリー主宰者の村田和子さん。

ギャラリーの展示内容をアップします。
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このコーナーは岩田氏の油絵の創作コーナー。
彼がテーマにしていた、嵐山、月、大雪山、パルプのけむりなどの
作品が中心。
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ここは岩田氏の勉強部屋兼思索場所。
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この書は本人のもの。
大学を4年の末で退学し、創作の道に入る時書いたもの。
本人の創作に対する決意表明だろうか。
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このコーナーは彼の製作した本を中心に展示。
珍しい自画像もある。彼の自画像にはなぜかいつも頭に
何かが乗っている。なぜだろう。
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入り口正面にある岩田氏写真と作品。
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水彩、ペン画、消しゴムアートのコーナー
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ギャラリー全体。

このギャラリーを1年半の準備期間を経てオープンしてみると、
なんと作品の多さと純度の高さ、広範囲の創作に驚く。
現代の宮沢賢治、はたまたダヴィンチと言えるかもしれない。
この多くの作品が多くの創作を志す若者にも是非見て欲しい。

〔Tag〕岩田道夫

〔テーマ:アートジャンル:学問・文化・芸術

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