2018年11月27日から12月2日まで『日露文化芸術フェスティバル参加記念
岩田道夫展覧会』が旭川市民ギャラリーで催された。
正面口にはサハリン美術館で展示されていたバナー広告の巨大な絵。
今回の為に特別に送ってもらいました。


期間中は宇宙物理学者佐治晴夫先生の『宮澤賢治と交差する岩田道夫の軌跡』
と題し特別講演会も開催された。
佐治氏の講演は、二人の天才宮澤賢治と岩田道夫を物理学者の
見地から考察するもので、ハイゼンベルグから松尾芭蕉まで自在に
英知を駆使し講演。佐治氏もまた天才の一人ではないかと思わせる
講演会となった。

会場は昨年の展覧会会場の半分くらいのスペース。
観る方、準備する方にとっても丁度スペースである。


展示されたものは40点ほど。ほぼ、サハリン展覧会で展示さたものと
同等のものである。
今回は特にペン画、線画も展示、人々の目を引いた。

また、会場内にはサハリン美術館副館長マリコワ氏の岩田道夫に対する
感想も展示。

1週間の展示であるが、講演日には旭川市長も来場、盛り上がりのある
展覧会となった。

〔テーマ:アートジャンル:学問・文化・芸術〕